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トイレが遅いと欠席扱いも…公表された「ブラック校則」の実態(livedoor’News 2017年12月15日)

「うなじがセクシーだからポニーテール禁止」「男女は2メートル以内に近づいてはならない」「最寄り駅は男子○○駅、女子××駅を使うこと」

こんな『ブラック校則』の実態をNPO法人「ストップいじめー・ナビ」「キッズドア」などが調査し、公表した。

「授業の途中にトイレに行くときは、男子は1分程度、女子は3分程度で戻ってこないと授業は欠席扱い。おなかが痛いときでも『早く戻ってこい』と指示が出される」と話す女子高校生もいた。

都立高校の半分に「地毛申請書」

「日焼け止めやリップクリームはおしゃれだから禁止」「生徒が身に着ける下着は白」と指導する学校もある。「制服に下着が透けて見えると身だしなみとしてみっともない」というのがその理由で、女性教師が生徒にブラウスの前を開けさせて色をチェックすることもあったという。「暑くても扇子などであおぐのは禁止」「映画は学校指定の作品

を見なければならない」「登校中の水分補給禁止」という校則もあった。

理不尽な校則として最も多かったのは、毛髪の色が明るい生徒に対し入学時に提出させる地毛申請書。東京都教育委員会によると、都内の全日制都立高校173校の半数以上が地毛申請書を提出させているという。

型にはめて生徒管理

こうしたブラック校則の実態について、教育評論家の尾木直樹氏は「ブラック校則を作る学校は全国的に増えています。教師が多忙のため、型にはめた管理をする指導に変わってきているんです」と指摘している。

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