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【新聞】「奇抜な髪形、何であかん?」 私たちが変えた「市内一厳しい校則」(朝日新聞 2021/1/16)

 「靴や下着は白」「ツーブロック禁止」――。「ブラック校則」とも言われる理不尽な校則規定を、生徒が主体的に見直す動きが全国で広がっている。(加藤あず佐)

きっかけは一通の投書

 大阪狭山市の狭山中学校で11月16日、髪形の校則が変わった。同校は「市内一、校則が厳しい」と言われていた。

 靴・靴下・下着の色は「白」。ツーブロックは禁止。肩にかかる長髪は束ねる決まり。

 全国的に校内暴力が問題化した数十年前に厳しくなったようだが、いつの間にか定着していた。

 だが2年前、生徒会が設置した目安箱に、生徒から一通の意見が寄せられた。「校則を変えた方が良い」。見直しが始まった。

 生徒会は昨夏、どんな校則を見直すべきか全校アンケートをした。生徒の2割、約120人がツーブロックの許可など髪形の見直しを求めた。

 生徒会の米沢柊太さん(3年)は悩んだ。

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