プロジェクトに賛同​
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「” #ブラック校則 “をなくそう!プロジェクト」始まる 署名すでに2万人、全国調査も実施 ​(BuzzFeed News 2017.12.14)

全国の学校にある理不尽な校則(ルール)に対し、「“ブラック校則”をなくそう!プロジェクト」が12月14日、発足した。行き過ぎた校則を調査し、社会全体で見直そうという狙いだ。

発起人は、渡辺由美子さん(NPO法人キッズドア・理事長)、須永祐慈さん(NPO法人ストップ!いじめナビ・副代表)、増原裕子さん(LGBTアクティビスト)の3人。

スーパーバイザーには、Twitterで「#ブラック校則」を使い、体験談を募集してきた評論家の荻上チキさんがいる。

「教育委員会と対立するものではありません」

プロジェクトは、ブラック校則を「一般社会から見れば明らかにおかしい校則や生徒心得、学校独自のルールなどの総称」と定義している。

具体例として、「黒染め強要」だけでなく、下着の色の指定とそのチェック、地毛証明を提出、水飲み禁止などを挙げる。

つまり、傷害行為の疑いがあるものやハラスメント行為のほか、個人の尊厳を奪い、健康を損ねかねないものだ。

渡辺さんは、文部科学省であった発足の記者会見でこう語った。

「個別の事件をどうこうしようというものではない。『校則がダメだ』とか『学校けしからん』とか、教育委員会と対立するものでもありません」

「むしろ、学校と一緒に、これからの時代にふさわしい校則を社会全体で考えていければ、という思いで発足しました」

きっかけは「黒染め強要」問題だった

髪の毛が生まれつき茶色いにも関わらず、教員から黒染めをするよう強要され、身体的・精神的苦痛を受けて不登校になったとして、大阪府立高校の女子生徒が10月に裁判を起こした。

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